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2007年11月分の「やさしい5手詰」解答


第201問

1四香・2二玉・2三角成・同玉・1三金まで5手詰。

1四金と最初に金を打ってしまうと、1二玉で1三香にも2二玉と頑張られる。
最初は平凡に香を打ち、2二玉の時に2三角成と成り返るのが妙手。同金なら3二金で、同玉には1三金で詰みとなる。

第202問

3二飛・2一玉・3一飛成・同玉・2一飛まで5手詰。

2三へ脱出されないように2一から飛車を打ちたくなるが、1二玉・4二飛に2二歩と合駒され足りない。3二から飛車を打ち、2三玉には3三馬を用意する。3一玉と下段に落とし、3一飛成の両王手で決める。

第203問

3一角・1二玉・3二飛成・同銀・2二角成まで5手詰。

4四角と上から打つのは、3三歩と合駒され2三香成には同玉でやはり飛車取りが受からない。
3一角と下から打つのが筋で、1二玉にやはり手筋の3二飛成と捨てる。香の利きを通して角成までだ。

第204問

2二金・同玉・3一銀・同玉・2一金まで5手詰。

2一銀と王手しても、結局2三から金駒を打つのは常に同馬で届かない。
2二金・同玉に3一銀と迫るのが好手順。これに同馬なら2三金までの詰み。同玉と取らせて2一金までとなる。

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