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2007年12月分の「やさしい5手詰」解答


第205問

3三香成・1二玉・2三成香・同玉・3二飛成まで5手詰。

香がじゃまなので捨てたいが、3二香成としてしまうと1二玉で2二成香には同銀と取られてしまう。
そこで3三香成と成るのが正解。これに3一玉なら3二成香なので1二玉と寄るが、今度は2三成香がある。同玉と取らせて3二へ飛車が成れば詰み。

第206問

2三金打・同銀・2四龍・同銀・2三金打まで5手詰。

初手2四龍は1二玉・2三金打・2一玉で頑張られる。また2三金打・同銀に2四金打も1二から2一でやはり届かない。
2三金打と捨て、3手目2四龍が手筋。二段目へ下がらせないようにすれば取る一手で金打ちまでとなる。

第207問

2二角成・同玉・3一龍・3三玉・4三銀成まで5手詰。

2一銀不成とこちらから入るのは同玉でどこへ開き王手で角が成っても詰まない。
2二角成と角を捨て、同玉に3一龍とここで止まるのが好手。2一龍では3三から脱出されるが、これなら3三玉に4三銀成がある。

第208問

2二銀・同玉・3三龍・同玉・3二銀成まで5手詰。

2四銀は1四玉で2三へは桂が利いている。
2二銀に1四玉は3四龍があり脱出は出来ない。同玉と取らせて3三龍と一つ寄るのが好手。1三玉には2四金まで、同玉と取らせて3二銀成と成り返れば詰んでいる。

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