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2008年6月分の「やさしい5手詰」解答


第231問

3四角・同馬・2一銀・2三玉・1四金まで5手詰。

2二金打は、1三玉・1四銀に2四玉で、2一銀も2三玉・1二角に2四玉で脱出される。
そこでその脱出口に3四角と捨てるのが妙手。2三への合駒は2二金打から2三角成までなので、取る一手だが、どちらで取っても2一銀から詰み(1一玉は2二金打)。

第232問

2五桂・2二玉・3三龍・同桂・2一金まで5手詰。

初手は2五桂の王手。これに1四玉と上に上がるのは、1五金・同玉に1三桂成で詰み。2二玉と下がるのは3三龍が妙手で詰みとなる。仮に正解を書くとしたらどちらでも(1四玉でも2二玉でも)正解だが、通常は妙手のある方が答えになる。

第233問

3三飛成・同玉・2三角成・4四玉・5四金まで5手詰。

初手2三歩成や飛成、角成、また1二飛成などいずれも3一へ落ちられて一枚足りない。
そこでここへ落ちられないよう3三飛成と王手するのが好手。1一玉には1三龍なので取る一手だが、2三角成から金引きまでとなる。

第234問

2四飛・3二玉・4二金・同玉・2二飛成まで5手詰。

3三から打ち込むのは足りない。そこで初手は2四飛。3二玉にどうするかだが、2二金と打ってしまうのは4二玉で逆にじゃま駒と化す。4二金と逆サイドから打つのが好手。同玉と角の筋に入れれば2二飛成の両王手で詰み。

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