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2009年7月分の「やさしい5手詰」解答


第288問

2二角・2四玉・3四金・同玉・4四龍まで5手詰。

初手は2二から角を打つしかない。2四玉と上がった時が問題で、3三角成から同香・同龍と迫るのは再度1三玉と下がられ詰まない。2四玉には3四金と捨てるのが好手。同香には3三龍、同玉には4四龍で詰みとなる。

第289問

1五歩・2三玉・3三角成・同玉・2四金まで5手詰。

1五金と金を使ってしまうと2三玉で後続がない。1五歩と打ち、2三玉に3三角成が手筋。3三に金を打つのは取られても、精算後3二の地点が開いてしまうため逃げられる。なお3三角成に同金は2二金で詰み。

第290問

2五金・同と・3二角成・2四玉・2三馬まで5手詰。

持ち駒が銀なら2三銀だか、あいにく金。3二角成と成っても2五玉で脱出される。
そこで2五金・同とと相手の駒で封鎖しておくのが手筋。2五へ逃げられなければ3二角成から詰みになる。

第291問

5三飛・3四玉・4四金・同玉・5四飛成まで5手詰。

初手は飛車打ち。3手目上の問題なら4五金だが、それは2四玉で今一歩届かない。こういう所では4四金が筋。2四玉なら3三飛成まで、同金なら2三飛成がある。という訳で同玉と取らせて5四へ飛車が成れば詰みだ。

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