2009年8月分の「やさしい5手詰」解答
第292問 1一飛・2三玉・1四飛成・同玉・2四角成まで5手詰。 2二は飛車が利いているので初手は1一飛から入る。2三玉の時が問題で、2四角成は2二玉と戻られて、2一飛成には3四玉と脱出されて詰まない。 1四飛成がこういう場合の手筋。同玉の一手に2四角成で詰み。 |
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第293問 2五桂・2三玉・3三飛成・同歩・3五桂まで5手詰。 1四銀と王手するのは2四玉で以下2五飛でも3四飛でもするりと抜けられる。また初手3三飛成の手順前後は同桂で2五桂に同桂が生じる。 という訳で三手目に桂の打ち場所を作る飛車捨てが正解となる。 |
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第294問 3一飛・2二玉・3三飛成・同金・3一角成まで5手詰。 初手3一角成や桂成も考えられなくはないが、なかなか脱出を押さえられない。そこで飛車打ちでまず4三玉を阻止(5三角成まで)。2二玉には3三飛成が妙手。1三玉でも同金でも3一角成までの詰みとなる。 |
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第295問 4三桂・同龍・4一馬・同龍・2三桂まで5手詰。 初手4一馬と捨て同龍なら2三桂でうまいが、2二玉と逃げられ際どく詰まない。 そこでこの筋を実現させる為、先に4三桂と捨てておくのが好手。これには同龍と取る一手でそれから4一馬と捨てれば取るしかない。 |