2009年10月分の「やさしい5手詰」解答
第301問 2二龍・同玉・3二馬・同玉・3三金まで5手詰。 2二龍以外の手、たとえば1二とや3三龍ではいずれも1四玉と上がられて詰まない。2二同玉と下段に落とし3二馬とここに捨てるのが妙手。ここでも3三馬や3三銀成、不成などではやはり1三玉から1四玉で凌がれてしまう。 |
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第302問 2五金・2三玉・1三飛・同玉・1四銀まで5手詰。 初手は平凡に2五金と上部を押さえる手から入る。2三玉の時の続く1三飛が手筋。2二飛も考えられそうだが、同馬・3四銀に1三玉で凌がれる。1三飛なら同香でも1二銀、同玉でも1四銀で詰みとなる。 |
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第303問 2三銀・同玉・3三角成・同桂・2二飛まで5手詰。 初手1一飛では、2三玉・3三角成・同桂に2一には相手の飛車が利いている。また、1一角成も筋だが、同玉で飛銀では僅かに詰まない。 2三銀と捨て、同玉に3三角成が筋。同桂と取らせれば2二に飛車を打つことができる。 |
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第304問 3一角・2三玉・3二龍・同玉・2二金まで5手詰。 1一から角を打つのは1三玉で王手がない。3一から角を打ち、2三玉に3二龍と龍を捨てるのが妙手。金一枚残しておかないと2四玉からの脱出が防げないという訳。3二龍に同金は3四金、2四玉は2五金で詰みとなる。 |