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2010年11月分の「やさしい5手詰」解答


第357問

3四桂・2三玉・1二角・同玉・2二金まで5手詰。

4四角と角から入るのは、3一玉と逃げられても足りない。
3四桂と打った時に、逃げ場所は6ヶ所。すべて読まなければならないが、難しいのは2三玉。これに1二角が発見出来れば正解となる。

第358問

2三銀・同玉・3四馬・同玉・2四飛まで5手詰。

初手3一銀は1一玉で詰まない。そこで2三銀とまずは上から捨てる。同玉に2四飛や馬はやはり1二から1一で頑張られてしまう。
3手目3四馬が妙手。2二玉には1二飛、1四玉には2四馬・同玉には2四飛と打って詰んでいる。

第359問

4二角成・同飛・1四金・3三玉・2三金まで5手詰。

いきなり2五金や1四金は3三玉で駒が足りない。
この筋を見せつつ1五へ逃がさない4二角成が手筋。合駒や1三玉には1四金までなので、同飛と取るが、それから1四金と打てば3三玉の一手に2三金までとなる。

第360問

2三角・同玉・3三角成・同桂・2二飛まで5手詰。

1一飛から追い出すのは、2三玉に3三角成・同桂のあと、一段目には飛車が利いてしまうし、1三飛成と成るのは、3二玉で際どく詰まない。
2三角から3三角成が手筋。同桂に2二飛で詰みとなる。

第361問

3二角成・同玉・2二飛・同玉・2三金まで5手詰。

初手3二飛は1三玉で1二角成にも2四玉で捕まらない。また、1二角成と捨てるのは、同香と取られ2三金に1一玉でこれも足りない。
正解は3二角成とこちらに捨てる手。2二飛と再度捨てれば、同角には4二金、同玉には2三金で詰みとなる。

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