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2010年12月分の「やさしい5手詰」解答


第362問

2四桂・3一玉・4一馬・同玉・5一飛まで5手詰。

初手は2四桂と打つ。2三玉には3四馬があるので3一玉と引いて頑張るが、ここで実戦的な5一飛は4一歩と合駒され4二馬から王手は続くが僅かに詰まない。3手目4一馬と入る手が手筋。同飛には3二飛、同玉には5一飛と打って詰みとなる。

第363問

1四歩・2二玉・2三金・同玉・2四飛まで5手詰。

初手2四金や1四飛は2二玉と落ちられた後、2三歩が二歩になり詰まない。また、3手目2四から飛車を打つのはこれも合駒され駒が足りない。
3手目の2三金と入るのが手筋でどちらで取っても飛車打ちまで。

第364問

3二香・2一玉・1三桂不成・同歩・2五飛まで5手詰。

実戦ならとりあえず5一飛成と王手してしまいそうだが、そうすると4一歩と合駒され詰まない。
この飛車は2五へ回って使うのが正解で、その為、三手目1三桂不成と捨てるのがこの場合の好手となる。

第365問

4一銀・2二玉・3三金・同角・3四桂まで5手詰。

初手4四桂は、2二玉の後、いろいろな王手はあるが詰まない。銀を打って桂を残すのがポイントで、三手目の3三金が妙手。同玉には4四馬と出れば桂を残して詰み。同角には3四桂と打てば詰んでいる。

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