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2011年2月分の「やさしい5手詰」解答


第370問

5四角・3三玉・3二角成・同飛・4三飛まで5手詰。

まずは5四角の両王手で3三玉を限定させる。そして3手目3二角成と飛び込む。ここ4三飛と打ってしまうのは、同飛・同角成・2三玉と1筋まで逃げられ僅かに届かない。3二角成には同飛の一手なのでそれから4三飛と打てば詰み。

第371問

1四桂・同歩・1三角成・同玉・2三金まで5手詰。

初手2三金と打つのは1一玉と下がられ3三角成にも同金で1二歩が打ち歩で打てない。またいきなり1三角成も同玉で1四金と押さえなくてはいけないため詰まない。
1四桂と捨て1四歩の形にしておけば1三角成が手筋で決まる。

第372問

2四香・3二玉・3一角成・同玉・5三馬まで5手詰。

3四馬では角を取られ、香一枚では詰まない。
初手は平凡に2四香。3二玉にいろいろな開き王手が見えるが、元の香を取られる手があるため、3一角成からの両王手で仕留めるのが正解となる。

第373問

2二飛・4三玉・3三金・同玉・2三飛成まで5手詰。

初手2三金と打つのは、4三玉と上がられて詰まない。
2二飛と腹から打つのが手筋。同玉や4一玉は金打ちで詰みなので4三玉と上がるが3三金が続く手筋。同銀は5二飛成、同玉は2三飛成で詰みとなる。

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