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2011年5月分の「やさしい5手詰」解答


第383問

4三飛・2二玉・2一金・同玉・2三飛成まで5手詰。

3二飛や5三飛は4四玉と上がられ金一枚では詰まない。
4三飛でまず玉を下段に落とし、2一金と下から打つのが両王手を狙った一手。3二玉なら3一とまで。同玉には2三飛成の両王手が実現し詰みとなる。

第384問

3三龍・同玉・3二金・4四玉・3三角まで5手詰。

3二とや3三へ駒を打つのはいずれも1三からの脱出が止まらない。
初手3三龍といきなり龍を捨てて1三玉を阻止するのが妙手。1二玉は2二金なので取る一手だが、3二金と下から打ち、4四玉に3三(2二)角までとなる。

第385問

3二馬・3四玉・2四金・同龍・5二角成まで5手詰。

3二角成と最初に4一の角を成ってしまうと後続がない。そこで最初は3二馬。3四玉に2四金が詰将棋によく出る強烈な手筋。同玉なら2三馬で歩が余る。正解は同歩でも同龍でも良く、5二角成又は4三馬までの詰み。

第386問

3五桂・3二玉・3一飛成・同玉・4三桂不成まで5手詰。

初手3三香成は、同金と取られ以下王手は続くが僅かに届かない。
そこで最初は3五桂の王手。3二玉にどうするかだが、2二歩成は同玉で足りない。3一飛成と捨てるのが妙手。同玉の一手に4三桂不成と飛び込めば両王手の詰み。

第387問

4二飛・3一玉・4一馬・同角・2二飛成まで5手詰。

初手は4二飛と打つしかない。2一玉は2三香不成なので3一玉と引いて頑張るが、4一馬と角の利きに捨てるのが手筋。2一玉はやはり2三香不成があるので、同角と取るが、香の利きが通ったので2二飛成と成れば詰みになる。

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