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2011年6月分の「やさしい5手詰」解答


第388問

3一角・3三玉・2三金・4四玉・5三角成まで5手詰。

実戦ならとりあえず2三金と頭から押さえるところだが、3一玉・5三角に4二歩で僅かに詰まない。
その逃げ道に3一角と打つのが手筋。同玉なら2一金まで。3三玉には2三金から角成りで詰みとなる。

第389問

4二銀不成・同金・4三馬・同玉・4四金まで5手詰。

初手4三馬が見えるが、2二玉と下がられ一枚足りない。それを補うのが4二銀不成の細工。2二玉には3一銀不成があるので、同金と取るが、それから4三馬と捨てれば、2二玉には2一金がある。そして同金には3二金だ。

第390問

2一銀・3三玉・3四飛・同玉・4四飛成まで5手詰。

初手、王手はいろいろあるが、一番平凡な2一銀から入る。3三玉と上がる一手に3四飛と角の利きでもあるこの地点に一つ寄って捨てるのが好手。取るしかないが、同角でも同玉でも4四飛成と成り返れば詰みになる。

第391問

2四角・同玉・3四角成・1五玉・1六飛まで5手詰。

初手3五角成は4二玉で、4三飛や5三飛などは2四玉で以下王手は続くが詰まない。
2四角とこの地点から王手するのが正解。同銀には4三飛なので同玉と取るが、それから馬を引けば詰みとなる。

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