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2011年7月分の「やさしい5手詰」解答


第392問

3四桂・2一玉・3一飛成・同玉・2二角成まで5手詰。

初手4三飛成は3一玉と落ちて、3四飛成は2一玉又は1二玉と寄って詰まない。
そこで初手は3四桂。あえて角筋からそらしておいて飛車を捨てるのが正解。なお、二手目1二玉は3二飛成と捨てて2二角成まで。

第393問

2三角・同玉・1二飛成・同玉・2三銀まで5手詰。

上部脱出を防ぐには2三角と角を打つよりない。同玉にどうするかだが、2二飛成は同玉・2三銀に3一玉で失敗する。
この3一玉へ逃がさない為に飛車は1二へ捨てるのが正解。もちろん3四玉なら2三角成まで。

第394問

3二銀・3三玉・2四角・同玉・2三金まで5手詰。

初手は平凡に3二からだが、角を残しておかないと3三玉と寄られて詰まない。
その角を三手目2四から打つのが手筋。これを打たずに4三金は2四玉で足りない。2四角に同飛なら4三金で詰む。

第395問

1三金・同香・1四銀・同玉・2四金まで5手詰。

2四や1四へ金や銀を打っても2二から3一へと逃げられてしまう。
そこで1三金とまずこの地点に捨てるのが正解。同香と取らせることで、1四銀に2二玉なら1三馬が出来るという訳。もちろん同香なら1三金までの詰み。

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