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2011年10月分の「やさしい5手詰」解答


第405問

1四角・3四玉・2四龍・同玉・2五金まで5手詰。

4三角成など単なる開き王手では合駒されても足りない。
そこで初手は1四角の両王手。1二玉は2三金、同玉は1五金なので3四玉と逃げるが、2四龍が豪快な手筋一発。同銀なら4四金、4五玉でも5四龍までの詰み。

第406問

1五馬・2三玉・2四馬・同桂・3二角まで5手詰。

初手1五歩や2五角の王手では2三玉の後の継続手がない。平凡に馬で追い、2三玉の時、桂の利きに出る2四馬が好手。
同桂と取る一手だが、桂が動いたため、3二角と打つことが出来、これで詰みとなる。

第407問

3二銀・同玉・4三角成・同玉・4二金まで5手詰。

初手4三角成は3二へ香を合駒されて一枚足りない。
3二銀とまず銀を捨て、同玉に4三角成と捨てるのが手筋。2三玉は2四金なので同玉と取るが、4二金と下から打てば詰みになる。

第408問

2四金・同玉・1四飛・同玉・1三馬まで5手詰。

1四飛、3二飛、あるいは6四飛など飛車を離して打つのはすべて安い駒を合駒されて詰まない。
2四金と打ち、同玉の一手に1四飛と捨てるのが手筋。強引に1四まで玉を移動させれば、1三馬までの詰みとなる。

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