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2012年2月分の「やさしい5手詰」解答


第423問

3一角・同玉・4一金・2一玉・1二銀打まで5手詰。

4三銀打・同金・3一角は3三玉と逃げられ金が利いてきてしまう。
5三へ逃がしてはダメなので3一角は筋であり、ちょっと慣れてくれば一目で見える手でもある。3三玉には3四金なので同玉と取るが、金・銀と打てば詰みになる。

第424問

1一飛成・3二玉・3三角成・同玉・2二龍まで5手詰。

1三飛成は有力だが、3一玉と逃げられ届かない。
そこで初手1一飛成とここまで飛び込むのが好手。同玉は3三角成なので3二玉と逃げるが、さらに3三角成と捨てるのが手筋。同玉の一手に2二龍まで。

第425問

2四金・3二玉・4三角成・同玉・3三金打まで5手詰。

初手3四金は3二玉で、以下飛車成でも4三金でも2一まで逃げ込まれ詰まない。
そこで2四金が工夫の一手。同玉は3四金なので逃げるしかないが、角道を通しておいた効果で4三角成の手筋が決まる。

第426問

5二金・3一玉・2一金・同馬・4二飛成まで5手詰。

3二や4二は同馬と取られ、馬の守りが外れない。
そこで5二金とまずここから打つ。同馬は3二金なので3一玉と寄るが、2一金から4二飛成が実戦にも出る手筋だ。

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