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2003年6月分の「やさしい必死」解答


第22問

4二銀・同金・2二桂成まで3手必死。

2二桂成と先に金を取り、同金に4三銀と上から打っても詰めろだが、3一玉と逃げられると、詰めろが続かない。
4二銀と先に銀を捨てて、金を呼び込んでおき、それから金を取る。次に3一金または5一金の詰めろだが、逃げ道を開けるため、4二の金を動かすと、今度は、3二金又は5二金の詰みが生じて、受ける手がない。

第23問

2二銀・2四玉・2六銀まで3手必死。

2五歩や2五銀と上部脱出を阻止する手は、実戦では有力だが、この場合は3二金と下を受けられる。一旦2二銀と王手をして、追い出してから2六銀としばれば、次に2五銀打と1三銀打の詰みがある。この二つの詰み筋を同時に受ける手としては、1三桂があるが、これも2五歩・同桂・1三銀打で詰めることができる。

第24問

1二金・同香・1一銀まで3手必死。

4二と寄・2二玉・4三と寄では、馬の威力が強く、仮に実戦でも簡単に寄らない。1三銀(金)も手筋だが、同馬と取られ、4二と寄(4三と)・2二玉・3二金・1二玉・2二金打・同馬・同金に、1三玉で捕まらない。正解は、1二金から1一銀で、2二玉さえ阻止すれば、4二の地点が一枚多いため、受けがなくなるという訳だ。

第25問

2五桂・2四玉・2六金まで3手必死。

初手3三銀も、実戦では、有力な詰めろだが、残り金と桂だけでは、2七飛とか2四歩とか受けられても、詰めろが続かない。
2五桂の王手は俗手だが、次の2六金が一手必死にも出題した手。次に1三銀、3三銀の詰み。さらに3五銀、1五銀・同歩・同金の詰みがあり、受けがない。

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