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隠しファイル11
(近代将棋に載る)

2000年5月2日(火)

近代将棋の「たのもう!将棋道場」に、うちの将棋センターを載せてもらった。


ということで、この前の土日は、来る人みんなにその話をしていたし、せっかくなので、何冊か近将を買っておき、店内で販売もしていた。

たいていの人は、しばらく読んだだけで、たいして感想もなく(当然だが)、この話で盛り上がることもなかったのだが、

日曜の午後、来店した鈴木さん(仮名)、本を買って、しばらく見ていた後、「これ、俺かなぁ」って独り言を・・・。

私が、笑いながら、「自分が分かんないんですか?」って言って、写真の指さしたところを見ると、そこには、石川さん(仮名)が・・・。

「これ、石川さんじゃないですか」って言うと、鈴木さん、「俺、いないよぉ。・・・いる訳なんだけどなー」って。

そこで、何人もの人が、話に加わって来て、写真を見たが、やっぱりいない。



私が、「写真の左側全然写ってないんで、そっちの方にいたかぁ、右の一部も写ってないから、そのどちらかに行ってたんじゃないんですか?」って言ったのだが、

鈴木さん、「いや、絶対そっちへは行ってない。ここにずっといたんだから」と言い張る。

「でも、写ってないんだから、居なかったんですよ」と言うのに、どうしても変だと言ってきかない。



そのうち、写真を見ていた誰かが、「この右の方の○○さんの影に隠れてる人がいますよ。ほら、亡霊みたいに白い服が見えるじゃないですか」って言ったので、
もう一度見直した鈴木さん、「これが俺だよ!ちょうどこの時、強い人の将棋を見てたんだ」ってやっと納得したが、「隠れちゃってて、全然写ってないようなもんだよ」とがっかりしていた。


そして、しばらくの静寂の後、おもむろに一言。



・・・・・・・・・・・・「誰が亡霊だって!?」