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2007年9月分「実戦の詰み」解答


第430問

3一銀・3三玉・4二銀不成(途中図)・同玉・4一飛・3三玉・4四金・3二玉・4三金・2二玉・4二飛成・2一玉・3二龍まで13手詰。

入り方が難しいが、4二飛は3二銀合で、5二より遠くから打つのは金合いで詰まない。3一銀から4二銀不成が妙手順。上に逃げるのは角が良く利いている。金で押さえ、グイッと出れば詰む。

第431問

7三成銀・7一玉・8三桂(途中図)・8一玉・9一桂成・同玉・9三香・8一玉・9二香成・同玉・8三金・8一玉・8二成銀まで13手詰。

初手金で取ると、5三玉から6四玉で捕まらない。9一桂成に7一玉は8一成桂から香を離して詰む。最後は、香を打って軽く成り捨てれば詰みだ。

第432問

6一龍・同玉・7一飛・6二玉・7三銀成(途中図)・同桂・7二銀成・6三玉・7三成銀・5四玉・4六桂・4三玉・4一飛成・3三玉・2三金まで15手詰。

3手目金や逆からの飛車などあるが、すぐに続かなくなる。5手目の銀成が軽手。これで追いながら桂を入手できる。後は広いようでも4六桂に気づけば捕まえられる。

第433問

4二龍・5四玉・5三龍・6五玉・6三龍(途中図)・6四金・5六金・7五玉・7三龍・7四金・8四銀まで11手詰。

龍で追い出すのはこれしかないが、後手も6四に金を打ち飛車と馬の利きが強くしぶとい。7四銀を打ちたくなるが、これだと捕まらず、5六金から7三龍が気づきにくい好手順となる。

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