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2008年5月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第465問

1五桂・同銀・3二銀・1四玉・1五歩・2四玉・2二龍まで7手詰。

すぐ3二銀と打つと1四玉で、桂一枚しかなくなってしまう為詰まない。そこで先に1五桂と打つのが手筋。1四玉なら2三銀と打てば同歩・同龍までの詰み。同銀と取らせてから3二銀と打てば、1四玉には1五歩、2四玉には2二龍で詰む。

第466問

3二龍・同玉・2一銀・4二玉・3一角成・5二玉・5三馬・6一玉・6二金まで9手詰。

初手は龍を切るよりない。同玉に2一銀から3一角成が筋というもの。但し、5二玉に5三歩成とすると同飛成と取られてしまうので注意。最後まで盤面全体を良く見て詰め切る。

第467問

4三金・同銀・5三角成・5五玉・5六金まで5手詰。

初手2二角成は3三に桂や香を合駒されて詰まない。また4三金打と持ち駒を打つのも逃げられる。そこで4三金と捨てるのが好手。ただ、同銀に2二角成で詰みと早合点すると飛車で取られてしまうので注意。

第468問

4二金・5三玉・5四歩・同玉・6五銀・5三玉・5二龍まで7手詰。

6三龍は3二玉・3三龍・同玉・2二銀に4三玉で足りない。三手目5二金では千日手。5二龍は6四玉・7五銀に7三玉で僅かに届かない。正解の手順自体は平凡だが紛れがあり正確な読みが必要とされる。

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