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2008年7月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第473問

1一銀成・同玉・1二香・同玉・3二龍・1三玉・2二龍まで7手詰。

2一銀不成と桂を取るのは1三玉と上がられて後続がない。1一銀成とこちらを取るのが正解で、これでも1三玉なら1二成銀がある。1一同玉にはもらったばかりの香を1二から打ち、これで龍が使えるようになると言うわけだ。

第474問

7六龍・5五玉・5六金・6四玉・7三龍まで5手詰。

初手金を使ってしまうとどうしても一枚足りなくなる。そこでじっと龍を引く手が好手。合駒は4六金(又は6七金)以下詰み。引いても金から7三龍まで。なお、5六金は4六、6六でも詰む非限定でどちらに打っても正解。

第475問

6一馬・6三玉・6二桂成・7四玉・5二馬・6五玉・5六金まで7手詰。

6一馬はこの一手。しかし三手目に6二馬と引くと7四玉で次の手がない。6二桂成から5二馬に気づけば正解。中段玉や単に追っておく手にはそれほど手筋は出てこないが、正確な読みが必要となることが多い。

第476問

3二馬・1二玉・2四桂・同歩・2三銀・1一玉・2二銀成まで7手詰。

3二馬に1一玉は2二銀・1二玉・2一馬。なので1二玉だがここで2四桂が頻出する歩頭桂の手筋。13手前(実戦の詰みの局面)からこの手が見えていれば楽に詰めにいけると同時に棋力も高段者と言える。

第477問

5六金・4四玉・5四銀成・同玉・6四龍まで5手詰。

5三龍や2五龍など龍で追いかけるのは入玉されて捕まらない。それを阻止するのは5六金の一手。4四玉に4五歩で詰みだがこれは打ち歩詰めで禁じ手。5四銀成が打ち歩を打開する軽い手筋だ。

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