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2009年4月分「実戦の詰み」解答


第512問

3二銀・同金・4一飛成(途中図)・3三玉・3二龍左・2四玉・2五金・同玉・3四龍・1五玉・3五龍・2五銀・1六歩まで13手詰。

3二銀から一間龍に迫ると二枚の龍で受けようがない。最後は2五金に気づくことだけ。
なお、2手目3三玉もちょっと難しいが、3三玉には2二龍・2四玉・2三龍で、以下の手順はやさしい詰みを参照。

第513問

6四桂・同歩・6三銀(途中図)・8二玉・7一馬・9二玉・8二金・9三玉・8一金・8四玉・7六桂・8五玉・8六歩・同玉・8七銀・8五玉・9七桂まで17手詰。

6一銀と下からではなく6三銀と上から打つのが工夫。これは最後7四に逃がさない為。ここさえ気づけば後は良くある実戦の詰み形だ。

第514問

3一銀・1二玉・2二金(途中図)・同金・同銀成・同玉・2三金・同玉・2一飛成・3三玉・2二銀・2三玉・3一銀不成・3三玉・2二龍まで15手詰。

初手2一飛成や3二金は駒が足りず俗手の3一銀から入る。2手目3三玉は4二銀不成・同玉・3一銀・5三玉に4三角成。入り方に気づけば7手目の頭金はひと目で打ちたい。

第515問

9三銀(途中図)・同玉・8五桂・8二玉・9三銀・同香・9二金・同玉・7二龍・8二香・8四桂・同歩・8三金・9一玉・8二金まで15手詰。

9三銀に同香は9二金から7二龍〜8四桂。この筋が見えれば後は難しくない。8五桂に8四玉は7五銀から7六金。下げさせておいて再度の9三銀に同香を強要し先ほどの筋に持って行く。

第516問

7一角・8三玉・8四歩(途中図)・同玉・7五銀・8三玉・7二龍・同玉・6二銀成・8三玉・8四香・9二玉・8二角成まで13手詰。

初手に銀を使ってしまうと押さえる駒がなくなる。3手目に龍を切るのは、8四歩を打った時に7四玉とかわされてしまう。この手順で上を押さえてから龍を切り銀を成るのが正解。

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