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2010年1月分「実戦の詰み」解答


第552問

8二銀成・9三玉・8三成銀(途中図)・同玉・7二銀不成・同玉・6一角・8二玉・8三金・7一玉・7二金まで11手詰。

8二金では駒が足りない。8二銀成が筋で、同玉なら7一角がある。9三玉にさらに銀を押し売り、8三同玉には7二銀不成と筋で追いかけるのが好手順。これで6一角が実現する。

第553問

7二金・9二玉・8二金打(途中図)・同銀・8四桂・同歩・8二金・同玉・8三銀・7三玉・7二角成・6四玉・6五銀まで13手詰。

8四桂は筋だが、先に打つと同銀で、8二金打には同角がある。8三の地点をあけてそこに駒を打てるようにする。良く出る実戦の詰み筋なので覚えておきたい。

第554問

6一金・同玉・5一飛・7二玉・8三銀(途中図)・同玉・8一飛成・8二歩・7五桂・7四玉・6五金・8四玉・8二龍・9四玉・9五歩まで15手詰。

5二金は7一玉で不詰め。6一金から入り図の8三銀が手筋。同龍なら7一金がある。これで上に追い出せば7七桂が良く利いており、後はやさしい詰みだ。

第555問

6一龍・同銀・7二金(途中図)・同銀・6二金・8二玉・7二金・9二玉・9三銀・同玉・8二銀・9二玉・8一銀不成・9三玉・8五桂・8四玉・7五銀・8五玉・7七桂まで19手詰。

初手6二金でも詰むことはあるが、ここでは馬が良く利いている。3手目7二金が筋で、銀を取りながら追いかけていけば後はやさしい詰み。

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