第612問 2二銀不成・同銀・2五桂(途中図)・同歩・2三金・同玉・3五桂・2四玉・2五金・1三玉・2二角成(2四銀)・同玉・2三銀・3一玉・2二銀打まで15手詰。 2二で精算して再度の2三銀には1三玉、2三金には同玉で駒が足りない。角をそのままに2三金から3五桂がもう一つの筋だが、2五桂・同歩を入れておかないと3四玉で凌がれるという訳。 |
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第613問 3三銀・同玉・2五桂(途中図)・2四玉・1五銀・同玉・1六歩・2五玉・1五金・3六玉・3七歩・3五玉・4五金まで13手詰。 5三成銀と捨て、同金に6二飛成と成り込むのが実戦的だが、それは詰まない。この状態のまま、逆モーションで3三銀から2五桂と打つのが正解。上に追い出した時、4五金と飛車の横利きが利くのが大きいと言うわけ。 |
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第614問 4四桂(途中図)・同馬・3二龍・4二歩・同成香・同銀・6二金・同玉・4二龍・5二香・5一銀・7一玉・7二金・同玉・5二龍・7一玉・6二龍まで17手詰。 4二金や4三金で精算する手順を読むと時間がかかる。3二龍と引きたい、と考え、4四桂に気づけば後はやさしい。一間龍から送りの手筋。手数は長くとも一目で読み切りたい。 |
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第615問 8二銀(途中図)・同銀・8四銀・同歩・同金上・9二玉・8二と・同玉・7三金直・8一玉・8二銀・9二玉・9三金まで13手詰。 初手8四銀は、9二から8一へ落ちられて詰まない。そこで先に8二銀と打ち、同銀の形にしておくのが手筋。こうすることで、9二玉に、8二とと銀を取りながら王手をすることが出来る。 |
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第616問 4二桂成・同金・5一飛成(途中図)・同玉・5二銀・同金・6三桂・6一玉・7一金・同銀・同馬まで11手詰。 実戦だと5二金から追っていく手を読んでしまうが、5五馬もあり詰まない。5一飛成と切る手が鋭い。同玉に5二銀から6三桂と連続手筋できれいに詰みとなる。 |