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2011年6月分「実戦の詰み」解答


第625問

2五桂・2四玉・3三角・2五玉・2六歩・3六玉・4七銀(途中図)・2六玉・4四角成・3五金・2七歩(同馬)・2五玉・3四角成(3五馬)・同金・2六歩・2四玉・3六桂まで17手詰。

2六歩に同玉は3四角成で早い。途中図の4七銀が打ち歩回避の一手。3七に金や銀を上げてしまうと打ち歩が回避できない。

第626問

2四角・同玉・1六桂・1三玉・2四銀(途中図)・2二玉・4二龍・3二金・2三銀成・同玉・2四金・2二玉・2三金打まで13手詰。

2三金から2四銀〜1六桂は駒が足りない。同じように、5手目も2三金ではやはり一枚足りない。この紛れ以外は難しい所もなく、2三金を読まなかった人にはやさしかったかも。

第627問

2四金(途中図)・同歩・2三飛・同玉・2二と・同銀・4一角・3三玉・2二馬・同玉・2三金・3一玉・3二金まで13手詰。

4六角は3五へ合駒され詰まないので2四へ捨てる一手。そして2四金から2三飛のように、金と飛車を捨てて角を残すのがこの場合の正解。収束は2二馬の手筋一発。

第628問

3五桂・同歩・3二銀(途中図)・1四玉・2六桂・同と・1五金・同玉・1六歩・同と・同馬・1四玉・1五馬まで13手詰。

3五桂・同歩と馬筋を通しておいて3二銀がやや意外な筋。1五桂から3二馬が見えるだけに打ちづらいが、この組み合わせ以外は2七のと金が大きく詰まない。

第629問

8二金・9三玉・8五桂(途中図)・8四玉・7三銀・同桂・8三金・同玉・7三角成・9二玉・8四桂・8一玉・7二馬まで13手詰。

8四桂や頭に捨てる手など筋良く攻めるのは駒が足りない。金から桂、銀ともっともダサく攻めて、8三金が唯一の手筋。なお、7五玉と上がられても、角のヒモが付いているうちは6七桂がある。

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