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2012年2月分「実戦の詰み」解答


第660問

7三銀・9四玉・8四金(途中図)・同歩・8三銀・同玉・7五桂・7四玉・6六桂・6五玉・7六銀・6六玉・6七金まで13手詰。

9五から打つのは常に逆王手でまずい。さらに3手目9三金から精算するのも、金が足りなくなってしまう。8四金と捨て、同歩に8三銀から攻めるのが正解で銀はとどめに使う。

第661問

7三銀(途中図)・同桂・7二金・9二玉・8四桂・9三玉・8二銀・8四玉・7三銀不成・9三玉・8四金・同歩・8二銀不成・9二玉・9三香・8三玉・7三金まで17手詰。

7二金から読みを入れると一枚足りずに時間がかかる。初手7三銀が珍しい手筋の妙着。五手目同歩は9三金があり、後半は簡単。

第662問

7二角・5一玉・6二金(途中図)・同角・5二銀成・同玉・6三歩成・4一玉・5二と・同玉・6三角成・5一玉・6二馬・4一玉・5二角・3一玉・5三馬まで17手詰。

7二角から入り、6二金、5二銀成と捨てる。そして、続く6三歩成からこの歩を捨てるのが気持ちいいジャマ駒消去。これで6六香が使える。

第663問

2五飛・同銀・3二角(途中図)・1二玉・2三銀・1三玉・1四銀成・同銀・同角成・同玉・1五歩・1三玉・1四歩・2二玉・2三歩・同玉・1三歩成・同香・2四銀打・2二玉・1三銀成・2一玉・1二成銀まで23手詰。

飛車を切り角を打って精算するのはこれしかない。歩成りを入れてから銀を打つのが好手順。

第664問

2一銀・同玉・2二銀(途中図)・同玉・3四桂・3二玉・2一角・4一玉・5二金・3一玉・7一飛成まで11手詰。

3四桂を王手で跳ねたいが、2二金と金を使ってしまうと詰まなくなる。銀二枚で横に移動させるのが手筋。最後の飛成りも実戦だと盲点になりやすい。

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