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2012年5月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第673問

6二龍・8四玉・8二龍・9五玉・9七香・9六桂・8五金まで7手詰。

8三金では6四玉で何もなくなるので、初手は6二龍と切る。同玉なら7二金・5一玉・5二香まで。8四玉に8二龍と回れば7五玉には6六金打、9五玉なら9七香がピッタリだ。

第674問

4二馬・同玉・4三金・4一玉・6三角成・3一玉・5三馬・4一玉・4二金まで9手詰。

持ち駒がないので4二馬の発見はやさしい。ただ3手目4三角成と成ると再び下段に落ちられ捕まらない。4三金と入り、6三角成とこちらに成る手に気づくかどうか。

第675問

4三香・5二玉・7二龍・6二桂・4二香成・同玉・6二龍・5二香・4三香まで9手詰。

初手7二龍で5二香や金合いなら4三香まで、と読むのは勝手読み。5二歩と移動合いされて、4三香には5一玉で凌がれる。
そこで先に4三香と打ち、玉をずらして送りの手筋で仕留めるのが正解となる。

第676問

7二成桂・同玉・7三銀・6一玉・6二金まで5手詰。

7三銀も7三金も9三玉と上がられると駒が足りない。7二成桂とこの駒を使うのが手筋で、9三玉なら8二銀から8五金。同玉と取らせれば7三銀で簡単だ。

第677問

9二金・同香・9四角成・同玉・9二龍・9三歩・9五香まで7手詰。

単に9四角成は同玉で、以下9五金・8三玉・8四金・同玉・8二龍と追っても、9五歩と王手しても駒が足りず届かない。
初手9二金と捨てるのが好手でこれに気づくかどうかだ。

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