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2000年11月の難解な「実戦の詰み」解答


第29問

2二歩・同飛・1三桂(途中1図)・同香・2二金・同玉・4四角・3三桂・4二飛・3二金(途中2図)・同飛成・同玉・4三金・2一玉・3二銀・1一玉・3三角成・2二金・2三桂・1二玉・2二馬・同玉・2一金・1一玉・1一桂成まで25手詰。

1三桂が第一のポイント。香をつり上げておくことで、最後に1三の地点への逃げを防ぐ。
なお、二手目、3一玉と逃げるのは、4二銀・同飛・同成桂・同玉・3二飛以下追い回して詰む。
途中2図、角と飛車は手順前後しても可能。
ここでの、受けのパターンがいくつかあるが、一番長いのが、3三桂3二金のパターン。
3三歩3二桂は、3三角成・同玉・4三飛成・2二玉に2三歩と打てる。
また、3三桂3二歩は、やはり3三角成・同玉・4三飛成と追い、2二玉に、3一銀(又は1一銀)できれいに詰む。
3三歩・3二金は、2三桂の代わりに、2二馬・同玉・2三歩で詰む。

最後は追い詰めだが、序盤の変化と後半の合い駒の組み合わせ、全部読み切れればすばらしい。
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