第57問 2二角成・同玉・3三金(途中1図)・同桂・同歩成・同玉・3四歩・4四玉・5四と・4五玉・5六銀打・3四玉・2六桂・3三玉・3四歩・4二玉・4三銀(途中2図)・同龍・同と・同玉・3三飛・4二玉・3二金・5二玉・6三飛成・5一玉・4一金・同玉・4三飛・4二歩・同飛成・同玉・3三歩成・4一玉・6一龍・5一歩・4二歩・3一玉・5一龍まで39手詰。 初手は角切りしかないが、3手目、金でばらす(途中1図)のが、工夫の一手。 |
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こうしたところでは、銀で、精算するのが普通だが、金金銀の持ち駒だと、3四歩に2四玉と逃げられ、3三銀・3四玉・2六桂・3三玉・3四歩に、再度2四玉と逃げられ、斜め駒がなくなる。 但し、金が一枚少なくなると、今度は、4四玉と逃げられた時、捕まえるのが大変だ。 4三銀(途中2図)までは、ほぼ一直線。しかし、精算した後、手は多い。3三飛から3二金、さらに6三飛成が、これしかない好手順で、最後は、飛車で、持ち駒を一枚奪って、3筋から5筋まですべて歩が利くため、ピッタリ詰むようになっている。後半部は一切修正してなくて、4三飛は4四飛、4五飛でも可能な非限定だが、それ以外の余詰めがないことに、少々驚いた。 |
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