第1問 | |
まず、大駒(飛角)を見る。すると、龍と馬が相手陣にある他に、持ち駒に飛車があることに気づく。 金銀はどうかと言うと、四枚ともある(一枚は金銀交換している)。桂香はどうかと見ると、桂がない。 と言うことは、飛車と桂の交換をしていると言うことだ(もちろん大いに駒得)。 |
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第2問 | |
やはり大駒を見ると、こちらには角が一枚しかない(飛車が取られている)。金銀はと見ると、盤上に四枚ある他に、持ち駒にも一枚あり、一枚多い。桂香はこちらの香がない代わりに持ち駒に桂がある(と言うことは、桂香に関しては駒損なし)。 つまりこの局面は、飛銀交換で駒損していると見る。 |
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第3問 | |
大駒は、自分の方には、龍が一つしかない(角を取られている)。ところが金銀は、盤上に四枚ある他に、持ち駒にも二枚ある。桂香は桂が一枚取られている。 と言うことは、角桂と金二枚の交換と言うこと。この場合は、どちらが駒得でどちらが駒損とは言わない。実際、この交換自体は、ほぼ互角だ。 |
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第4問 | |
この局面も、大駒が一枚取られている(角がない)。金銀はと言うと、五枚ある(6一にいる成銀を忘れないように)。桂香はと見ると、盤上に自分のものが全部あるのに、持ち駒にも桂が二枚ある。 したがって、角と金、桂二枚の三枚替えと言うことになる。金桂交換ならほぼ互角か二枚替えをした方がやや得なので三枚替えなら当然駒得だ。 |