2000年5月分の「超やさしい詰将棋」解答
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第1問 1一飛まで1手詰。 持駒の飛車を1一に打てば、詰んでいます。同玉と取ることは、馬が利いていてできません。1三へ逃げることも、飛車ですからできないのです。 |
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第2問 2四竜まで1手詰。 2三竜や、2三角成はいずれも、1五玉と上部へ脱出されて、捕まりません。 2四竜とすると、この竜を歩で取れないのがミソです(4一の角が1四玉を狙っているので)。 |
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第3問 4三桂・同金・3二金まで3手詰。 (4三桂・4一玉・5一金でも正解です) 玉がどちらへ逃げても、詰み手数が、同じ場合は、どちらも正解になります(ただし、駒が余る場合は、余らない方が正解です)。 4三桂が手筋の一着でした。 |
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第4問 4二角・同銀・3二銀まで3手詰。 銀の弱点は、横でした。4二角と打ち、3二の地点への銀の利きを消すのが正解。 2二から、角を打っても、4二玉と逃げられ、4四角成には、3二歩と合駒されます(盤上にない駒は、すべて相手の持駒となります)。 |
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第5問 3一飛成・同銀・1二金まで3手詰。 もし、1一に香がいても、持駒に桂があれば、1三桂・同香を含む5手詰で詰みます(これも実戦に出る)。 2四歩は関係ありません(難しくするため置いてみました)。 |