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2011年11月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第647問

4二金・6一玉・6二銀打・同銀・同銀成・同玉・5一飛成まで7手詰。

4三銀、4一銀などいろいろ王手はあるが、4二金以外では5三の銀と3四の角が利いていて詰まない。
6一玉の時、6二銀打と打って、5三の銀を動かせば、飛車成りまでの詰みとなる。

第648問

4三桂成・同玉・5四角・4二玉・4三金・4一玉・5二銀成・3一玉・3二金まで9手詰。

5四角や4三金など持ち駒を打ってしまうのは、逃げられると駒が足りなくなる。初手4三桂成がしゃれた一手。逃げるのは角金を打っていけば詰み。同玉に5四角が逃がさない手筋。後は上から打って頭金まで。

第649問

7一金打・8二玉・8三金・同玉・7二銀・7四玉・7五金まで7手詰。

6二から打てない以上、7一金打は仕方ない。しかし、8二玉に筋悪く7二金打と打ってはいけない。頭金の8三金から7二銀が筋というもの。しかもこのような筋が先に見えれば、俗の7二金打に9二玉か9三玉かを悩む必要もない。

第650問

7二銀・同玉・6一角・7一玉・7二銀・8二玉・8三銀成・7一玉・7二成銀まで9手詰。

6二銀や5三角などこちらから王手するのは、駒が全然足りない。
7二銀と頭に捨てるのが手筋。8二玉では8三銀打なので同玉と取るが、6一に角が打てれば、もう一枚銀を持っているので簡単だろう。

第651問

4四桂・3三玉・4二龍・3四玉・3二龍(2四金が先でも可)・3三金・2四金・同歩・2三銀まで9手詰。

2二金がダメなら4四桂しかない。同歩は4三金で早いので3三玉と上がるが、そこで4二龍と切る手が見えるかどうか。3四玉の逃げに、2四金から2三銀も手筋なので覚えておきたい。

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