第9問 4二飛・6一玉・7三桂・同金・6二金まで5手詰。 3二飛は同角で失敗。つけて打っても5三玉には5二金がある。そこで6一玉と逃げるが、7三桂が手筋の一着。7一玉には8一金、同金と取らせれば6二金の頭金で詰みだ。 |
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第10問 4二銀成・同玉・4三金・4一玉・5一飛成・同銀・3二金打まで7手詰。 先に飛車を切ったり、6二の銀を取るのは詰まない。金まで決めてから5一飛成を決行。同玉でも銀でも詰むことまでしっかり読み切る必要がある。 |
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第11問 2一馬・同玉・2三香・3一玉・2二香成・4一玉・3二成香まで7手詰。 3二香・4一玉では、ここでいくら考えても打ち歩は打開出来ない。2一馬から2三香と打つ筋に気づくかどうかがすべて。 |
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第12問 1三金・同玉・1四歩・1二玉・1三歩成・2一玉・2二銀・同金・同とまで9手詰。 最初の1三金から1四歩と取り込んでいく筋を発見できるかどうか。2四金と打ってしまうと1二玉で後から1三金と入ってももう取ってはくれない。 |
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第13問 7五金・同歩・7三馬・9三玉・8四金・同歩・8二馬まで7手詰。 7三馬と入ると7五玉で6四銀不成は広すぎ、6四馬は8四玉の千日手。7五金が封鎖の手筋。さらに8四金もまったく同じ筋。実戦、ひと目で見えれば有段者だ。 |
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第14問 5四金・同玉・6四飛・5三玉・6三馬まで5手詰。 6四金・同歩・5四飛と読んだ人は詰将棋としての筋は良い。ただここでは6四金に4四玉と逃げられる。その4四へ逃がさない、5四金から6四飛が正解となる。 |