第78問 9三銀(途中図)・同香・9一銀・8三玉・8一龍・8二銀・同銀成・同金・7二銀(9二銀)・9四玉・9五歩・8五玉・7七桂まで13手詰。 こちらは銀しかなく9三銀は筋なので難しくはない。同玉や同香、8三玉の変化を正確に読むだけだ。 |
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第79問 9三銀(途中図)・同香・9二金・8三玉・8一龍・8二銀・同金・同金・7二銀(9二銀)・9四玉・9五歩・8五玉・7七桂まで13手詰。 問題はこちらの問題。9三金から考えた方がいると思うし、むしろそれが普通。と言うのも、やはり9一銀が見えるし、8三玉の変化を考える必要もないから。 |
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ところが、初手9三金から入ると、同香・9一銀・8三玉・8一龍に8二金打と渡してしまった金を合駒される。以下同銀成・同金の局面は、こちらに金が来てしまい詰まなくなってしまうという訳。 反面、9一銀の為銀を残して置かなくても、9二金があるので大丈夫ということも気づかなくてはならない。 この実戦は、いずれも斜め駒以外の駒があれば関係なく後手玉は詰まない(実戦は△7九金がと金で後手にその金があった為、後手玉は詰んでいない)。 しかし、局後検討していた時に、この筋に気づき、面白いし「知っていれば」役に立つこともあるかと思い問題にしてみた。 |
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第80問 1四桂(途中図)・同香・3四桂・2三玉・3三金(1三金)・同玉・1一角・3二玉・2二角成・4一玉・3三桂まで11手詰。 初手3四桂は2三玉で凌がれる。二手目2三玉は2二金から2五桂打。初手1四桂の意味を説明すると長くなるので省略するが、その意味合いがこの詰みを難しくしている。 |