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六枚落ちの話
以前から、駒落ちについての定跡講座を書きたいと思ってはいたのだが、実際に考えているより、これは結構大変なことだった。
たとえば、六枚落ちについて。
その定跡は、ちょっと駒落ちの上手を持ったことのある有段者なら当然知っている訳だが、その「定跡」、それが書かれた資料となると、かなり限られているからだ。つまり、今、駒落ちの本と言ったら、「将棋大観」と「駒落ち定跡」くらいしかないとも言える。
そして、その駒落ちについて、定跡をホームページへ載せようとすると、どうしても、「駒落ち定跡」を参考にせざるを得ない。しかし、その手順と解説を丸写しするわけにはいかないし、だいいちそれでは余りにも芸がない。
と言うわけで、なかなか書き始めることが出来なかったのだが、あるきっかけで、六枚落ちの定跡を書いてみようと言う気になった。その「きっかけ」については、また後で話すとして、とりあえず、ここでは、基本的な定跡を、「駒落ち定跡」の本の手順を参考にしながら私なりの言葉で解説していこうと思う。
※ミニ感想に書いた「六枚落ち、八枚落ちの心得」も参考にして下さい。
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